公益社団法人東京都目黒区歯科医師会とは
目黒区歯科医師会は平成25年より公益社団法人として再スタートをいたしました。所属する会員は開業医を中心に200名余であり、区内全ての歯科医師が会員というわけではありません。私たちは区内唯一の歯科系公益法人とし区民に対する医療・公衆衛生的側面をしっかりとサポートするため、会費を持ち寄り構成している公益団体なのです。
様々な活動の中、歯科医師会が推進する「8020運動」(80歳になっても20本歯を保つ運動)では、平成19年25%であった割合が平成28年度厚労省実態調査では52%を超えました。また、虫歯を持つ者の割合(10~14歳)も平成5年87%であったデータが20%に激減しております。これは歯科医師個々の力では決して成し得ない団体ならではの素晴らしい結果であると自負しております。
また災害時における歯科医師派遣などは多くのマスコミにも取り上げられ高い評価をいただいたことはご存じの通りです。そして目黒区歯科医師会においても現在、首都圏直下型地震などに対し鋭意準備を進めているところであります。そのほか多くの活動をこのホームぺージでご紹介させていただいております。ご覧いただければと思います。
私たちは数多くの学術講演会、研修会を実施し学術団体としての立場を忘れず、日々研鑽を積んでおります。日常での診療においても、多くの連携病院、目黒区医師会、薬剤師会などと緊密に連絡を取り、最善の医療を心がけています。
しかし、歯科診療は人間がなす業であり、最終的には人と人との関係に帰結します。もし診療に対してご質問やお悩みなどがある場合、会員歯科診療室であることをご確認の上ご連絡ください。会として、できるだけの対応をさせていただきます。
私たちは公益取得後、改めて名誉と誇りをもって歯科医師会活動をしていくことを確認いたしました。これからも区民、区行政とともに地域医療を通し「住みたいまち、住み続けたいまち目黒」を目指してまいります。
(公社)東京都目黒区歯科医師会会長 吉田 敏英